ペ  ッ  ト  ロ  ス


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ペ ッ ト ロ ス 1 1 0 番


「ペットロス110番」の連絡先
044−966−0445(月曜日と水曜日の午後5時から7時)
ファクスは、044ー966ー7807


家族のように親しんできたペツトが死に、その悲しみからなかなか抜けきれない人たちに電話相談「ペツトしロス110番を行っている川崎市の臨床心理士が、このぼど半年間の相談内容をまとめた。大切にしてきたペットに死なれ、後追い自殺も考える人もおり、「たかがペットの死一と軽視できない状況が浮かび上がっている。まとめたのは吉田千史さん(44)。吉田さんは昨年十一月からペツトの死(ペツト・ロス)についての電話相談を行い、今年五月中旬までの半年間に、全国から九十五件の相談があった。死別した動物の65%は犬、25%は猫、残りはハムスター、鳥、熱帯魚などだった。
相談者の平均年齢は四十七歳で三十歳代からペットを飼育し始めている人が多く、うち九割は女性。相談は電話で一回だけというものが大半。しかし、二十回を超えた人もいるし、電話だけでは対応できず、吉田さんが直接面接しているケースも。ペツトの死因は、七割近くが病死。二割近くが交通事政やふろの中などでの事故死。不治の病気で、安楽死させた例もある。ペットの死亡時の年齢は平均で約九歳。相談の電話をかけた時期は、ペツトが亡くなって一週間以内、一カ月を過ぎたころ、納骨が済んだ五十日後ころが多いが、亡くなって数年たっているケースもあった。30年前にネコを投げ飛ばし、死なせてしまったことで、ずっと苦しんできた、という相談もあった。深刻なのは、相談者がご飯もベッドもふろも、ペットと一緒、というように、ペットとの距離を置けなくなっている場合だ。「ペットにいやされ、慰められ、ペットがそばにいれば何もいらない、というように、ペットに依存する状態になっていたところへ、ペットに死なれ、目分の心や体の一部を失うような喪失感になっていく。後追い自殺を考える人もいます」と吉田さん。ペットの骨つぼを持ってマンションから飛び降りようとしたり、手首を切ったりした例もあるという。吉田さんは、「愛するペットを失って悲しむのは正常な反応です。だから、悲しみを抑制したりしないでほしい。また、ペットは近い将来死ぬことを認識して、適当な距離を保っておくことが大事です」と助言している。「ペット・ロス110番」(044ー966ー0445)は、月、水曜日の午後五時から2時問。ファクス(044ー966ー7807)は、いつも受げ付けている。
「6月26日朝日新聞より」



ペットロスとは、ペットを失った飼い主に起きるショツクや怒りなどの反応をいう。ペツトが長寿になり、室内で一緒に,暮らす「伴りょ動物」化が進んだ分、死なれた時の反動も大きくなった。

ある中年女性は、自分の留守中に飼い猫が車にひかれて死んだため「不注意だった」と自分を責め続けた。川崎市麻生区の心理カウンセラー吉田千史さん(43)は、この種の相談を多く受けるうちにケア体制の遅れを痛感。昨年十一月未、無料の栢談窓口を開設した。

今月半ばまでに相談してきに23人の内訳を見ると18を除いて全員が女性。年代は10代から60代までと幅広いが、3分の2近くが主婦だった。子供がいる人は11人。飼っていたのは犬が11匹と最も多く、次いで猫が6匹。なぜ女性が多いのか。「男性は職場に悲しみを持ち込めないから、意識的に使い分けるうちにいやされていく。専業主婦は、身近に思いを吐き出す先がないようだ」と、吉田さんは分析する。特に子供が独立するころにペツトを飼った女性は、子供同様に愛情を注ぐ。飼い主というより保護者感覚になる側面が強いという。

10年近く一緒だった犬を失ったある中年女性は「ペットは自分そのもので、子供や夫よりも大切な存在」と言い切った。

元・上野動物園長で麻布大教授(動物・人間関係学)の増井光子さんによると、動物園の飼育係に深刻なペツトロスはない。「生き物は自分より先に死ぬものと承知しており、自分の分身や感情の移入の対象としてとらえていないからだだ」と言う。ペツトロスに陥った時は、「自分の殻に閉じこもらないこと。職場や地域の仲間に話すだけで、悲しみはかなり和らぐ」とアドバイスする。吉田さんも多くの場合、相談者に見体的な指示はださない。「本人も死を受け入れ、気持ちを切り替えるべきだと自覚している。カウンセリングはその交通整理をするに過ぎない」。慰めるつもりで、「別の犬を飼えばいいじゃない」と励ますのは逆効果。「ペツトを飼うとは、かわいがることだけではなく、死から立ち直る経験までも含んでいる。飼うからにはそんな心構えもほしい」と、吉田さんは話している。
「読売新聞1月20日より」